【西区の小児歯科】大人とは違う子どものむし歯の特徴を解説
こんにちは。
名古屋市西区の歯医者【丹羽歯科】です。
「大人と子どもの歯の違いは?」といわれると、まっ先に歯の大きさを思いつくかもしれませんね。
しかし、大きさだけでなく、歯の質にも違いがあるのです。
歯の質が異なると、むし歯になったときに大人と子どもでどのような違いがあるのでしょうか。
今回は、大人とは違う子どものむし歯の特徴をわかりやすく解説します。
大人とは違う子どもの歯~むし歯になりやすいのは?~
大人と違って子どもの歯は、むし歯になりやすく、一気に進行することが特徴です。
2022年の厚生労働省の調査によると、1歳のむし歯の割合は7.1%あります。
また、乳歯と永久歯が混在する5~14歳の2~5割はむし歯になっているのです。
(参照:厚生労働省|令和4年 歯科疾患実態調査結果の概要|p4表3、p7より) >
大人になった今より、子どものときにむし歯で歯医者に通っていたという方は多いかもしれませんね。
大人と子どもの歯の構造~なぜ子どもはむし歯になりやすいのか~
歯は外側から、エナメル質、象牙質、歯髄(しずい)の順番で構造されています。
これは、大人も子どもも同じ構造ですが、決定的に違うところはエナメル質の厚みです。
乳歯のエナメル質は、大人の半分程度しかなく、十分な硬さもありません。
つまり、エナメル質がやわらかくて薄いため、むし歯になると簡単に穴が開いてしまい、象毛質や歯髄まで一気に進行しやすいのです。
お子さんが歯の痛みを訴える場合は、進行したむし歯である可能性が高いでしょう。
【小児歯科でむし歯予防】生えたばかりの永久歯もむし歯になりやすい!
歯の生え変わりは、5~14歳ごろですが、生えて2~3年の永久歯は「幼若(ようじゃく)永久歯」と呼ばれ、まだ未成熟な状態です。
この期間も、むし歯に対する抵抗力が弱いため、乳歯や生えたばかりの永久歯は予防ケアが大切といえます。
【丹羽歯科】は、予防歯科にも力を注いでいます。
小さなころから健康なお口を育てていけるように、力強くサポートいたします。
5台分の駐車場を完備していますので、お子さまと一緒にご来院ください。